
田中麻記子は、鉛筆・シャープペンシル・水彩を用いて彼女の理想のlandscape(桃源郷)を描き出します。 田中の理想のlandscape は、理想と現実の狭間(はざま)にある中間世界です。
作品は、100×79・5CMから始まる大型サイズの作品とA4サイズを中心とした小作品群に分かれ、大作は、作家自身の世界観であるlandscape全体が細部に渡り描かれ、小作品群ではその世界を構成しているDNAの一つ一つがズームアップされて表現されます。そこでは火、水、土、風といった人間の手では変えられない普遍的な宇宙の倫理を表す自然の要素と、田中と現実世界を繋ぐアイコンとしてタコ、イヌ、少女、食べ物、思い出のアクセサリーといった、我々の日常生活に在るものたちが渾然一体となり、田中麻記子の世界を成立させています。それは決して頭の中の空想や閉鎖されたアナザーワールドではなく、私達の現実世界の延長線上にある風景です。田中は、理想と現実のどちらか一方だけではなく、その間でバランスを取ってうまく立っている地点が自己が世界を生きていく上で目指すべき場所だと述べています。 私たちは田中の作品を見るとき、目の前にそのままある現実から「世界」や「物語」が生まれ得ることを知るでしょう。
1975年東京生まれ。
1990年より作品発表を始め、鉛筆、シャープペンシル、水彩絵の具と言った柔らかい素材で自己の中にある理想(ファンタジー)と現実の狭間にある独自の世界観を、自生するイメージのままに精密な画面に作りあげて行く。 主な展覧会に、2004年gallery momo個展 (栃木)、2006年 個展「escape from fantasy」GALLERY MoMo(東京)、個展lammfromm The Concept Store(東京)、2007年個展「〜Le musee des actrices〜女優博物館〜」H.P.FRANCE WINDOW ALLERY/MARUNOUCHI(東京)、「日本現代芸術祭」(ヘイリ芸術村)参加、個展「Lesson:1」Mizuho Oshiro ギャラリー(鹿児島)、「青参道アートフェア」(東京)ファッションデザイナーharcosaleとコラボレーションし”harcosale with maki”として参加。他に、「メルベイユ アッシュ」t-shirtsデザインなどデザイン・アートワークも手がける。
| 制作年 | 2007年 |
|---|---|
| エディション | オリジナル |
| サイン | あり |
| 技法 | ワトソン紙に鉛筆、シャープペンシル、水彩 |
| シートサイズ (縦×横) |
109x79.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | ペールピンク/マット |
| 額寸 (縦×横×奥) |
109x79.5xcm |
| お届け期間 | 約2週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2008/04/16 更新) |
| C000-02398 |