
リュック・タイマンスは1980年代後期から活躍し始めたベルギー人アーティスト。抑えた色調が印象的な彼の作品は、時に戦争やホロコーストといった悲惨な歴史を主題としていますが、そこからは悲しみや怒りなどはかんじられません。日常的な情景を利用して再現した彼の作品には、恐怖や絶望感が日常と紙一重であるというメッセージがこめられています。
1958年、ベルギー、モートセル生まれ
ベルギーで地道な制作活動をしていたタイマンスだが、1992年、カッセルのドクメンタ(4,5年ごとに開催される国際現代美術展)で大きく注目され、欧米を中心に数多くの展覧会に出品するようになり、各地のビエンナーレの常連アーティストとなった。 80年代初め、絵を離れて映画を作っていた時期に、習得したカメラワーク、クローズアップやモンタージュなどがその後の絵画制作に反映している。無表情な顔、ひと気のない部屋、無機質で孤独な雰囲気のはずが、透明感、癒しといったプラスの効果をもたらす不思議な絵画である。戦争やホロコーストといった重苦しいテーマを扱っても、感情表現を排して淡々とイメージを描く、それでかえって真の表現が可能となる。タイマンス自身が言うように、アンソール、マグリットと独特のベルギー絵画を生み出した後継者なのだ。不安な今の時代に最も相応しいアートに違いない。
| 制作年 | 2005年 |
|---|---|
| エディション | ED -/100 |
| サイン | あり |
| 技法 | シルクスクリーンプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
105x74cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | なし/美しい装丁を施した書籍と共に、カスタムメイドの箱に収められています。 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
0x0x0cm |
| お届け期間 | 約4週間/ご注文を頂いた後で、イギリスから取り寄せますので、お時間をいただきます。 |
| 特記事項 | シリアルナンバー21-30(通し番号により価格設定が異なります) ※2005年プリント |
| 海外店頭価格 | no data (2008/04/23 更新) |
| C000-02577 |