
奈良美智が世に知られるきっかけとなった年、「95年モノ」のドローイング
1995年といえば現・小山登美夫ギャラリーの小山登美夫氏が手がけた最初の奈良美智の個展「深い深い水たまり」が、当時氏が勤務していたギャラリー、スカイ・ザ・バスハウスで開催された年です。当時はまだ有名になる前で、ペインティングが数十万という、今では考えられない安い値段でした。そして、この展覧会をひとつのスタートとして、奈良美智の美術界での評価が徐々に築き上げられていくことになったのでした。現在、ご存知の通り日本人作家として世界的な評価を確立、いまやオークションセールスで見ても世界ランク160位前後となった奈良美智。この初期のオリジナルドローイングは、作家史的に見ても非常に貴重と言えるでしょう。また作風も現在のそれとは異なっており、初期ならではの絵のテイストを満喫することができます。(2008.08.16)
1959年12月5日、青森県弘前市生まれ
弘前の県立高校卒業後、武蔵野美術大学、愛知県立芸術大学及び大学院で絵画を学ぶ。
1988年ドイツに渡り、国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学、A.R.ペンクに師事する。その後ケルンに在住し創作活動を展開。2000年夏、帰国し活動拠点を日本に移す。ムカついた表情の女の子や犬のキャラクターが「カワイー」と呼ばれ、画集ばかりでなく、絵本、写真集、Tシャツ、ぬいぐるみなどのグッズが飛ぶように売れる最も忙しいアーティスト。フィギュア人気にあやかった村上隆の作品と並ぶと個性の違いが明らかだが、まるで60年代アメリカン・ポップ・アートが再来したかのようだ。
作品に登場する子供のイメージは、お絵かきや漫画を読みふけることで寂しさを紛らせていた鍵っ子の奈良の自画像とも言える。子供特有のはじける笑顔は見られず、コクトーのアンファン・テリブル(恐るべき子供たち)を思い出させる、残忍さを秘めた可愛らしさだ。
| Untitled (95N−2) | |
| 奈良美智 | |
| Yoshitomo Nara |
| 制作年 | 1995年 |
|---|---|
| エディション |
オリジナルのため無し |
| サイン | あり |
| 技法 |
オリジナルドローイング |
| 作品本体サイズ(縦×横) |
23.5x30cm |
| 作品の状態 |
良好 |
| 額仕様 |
白木・マット |
| 額寸(縦×横×奥) |
39.5x48.2x2cm |
| お届け期間 | 約1週間 |
| 特記事項 | 額付入荷につき額装費はありません。そのままのお渡しになります |
| 海外店頭価格 | $17000 (2008/04/01 更新) |
| 品番 | C000-02733 |
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