
「誰も写ってないんです」
2000年の出版以来、5万部を越えるベストセラーとして今も圧倒的な人気を誇り、世界のクリエイターに影響を与え続ける中野正貴の写真集『TOKYO NOBODY』の帯を飾った文字である。
とらえたのは、銀座、赤坂、六本木、渋谷、青山、池袋、麻布、秋葉原などの繁華街や首都高速道路など、常に人であふれかえる東京。『TOKYO NOBODY』が他の東京写真と異なっているのは、そこに「誰も写ってない」から。
これはデジタル処理でも、人為的に作ったシチュエーションでもない。
1990年から11年間、徹底的に「誰もいない瞬間」を求めてさまよい、待ち続けたこの一瞬、無人の東京。見慣れたはずの都市が、廃墟のような未来的な風景として迫ってくる。しかしこの一瞬にあなたは決して戻れないのだ。
本作は、『TOKYO NOBODY』背表紙に採用された。代々木は写真家の事務所のある場所。最も身近な東京の風景。
1955年 8月2日福岡県生まれ。
56年より東京在住。
1979年 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業。写真家・秋元茂氏に師事。
1980年 フリーランスフォトグラファ−として独立。以来、数々の雑誌表紙撮影や広告撮影で活躍。鋭い感性と巧みな空間把握に定 評がある。暖かみを帯びた色調は、独自の空間を表出する。変貌し続ける人口過密都市、「東京」の無人の「瞬間」を追い求め、8x10の大型カメラで10年余の歳月をかけ撮影した写真集『TOKYO NOBODY』はベストセラーとなった。
2001年 写真集『TOKYO NOBODY』により日本写真協会賞新人賞受賞。
2005年 写真集『東京窓景』により第30回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2007年 写真集『MY LOST AMERICA』を出版。
2008年 写真集『TOKYO FLOAT』を 出版
主な展覧会
2000年 「TOKYO NOBODY」リトルモア・ギャラリー(東京)
2001年 日本写真月間 日本写真協会賞受賞展 富士フォトサロン(東京)
2002年 「SHADOWS」リトルモア・ギャラリー(東京)
2002年 「風景論」(平野正樹 /鈴木理策/中野正貴)東京都写真美術館(東京)
2005年 コニカミノルタプラザ 第30回木村伊兵衛賞受賞作品展 中野(東京)
「時代を切り開くまなざし― 木村伊兵衛賞の30年」展 川崎市民ミュージアム(川崎)
2006年 個展「TOKYO SITE MANIA」ギャラリー・アートアンリミテッド(東京)
2007年 個展「MY LOST AMERICA」 リトルモア地下、ギャラリー・アートアンリミテッド(ともに東京)
| 制作年 | 2000年 |
|---|---|
| エディション | ED -/20 |
| サイン | あり |
| 技法 | ラムダプリント |
| シートサイズ (縦×横) |
35x43cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | アルボリック裏打、マット装 |
| 額寸 (縦×横×奥) |
64x53.8x3cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2008/06/04 更新) |
| C000-02791 |