
吉澤美香の絵を見て、速度感というものを感じない人はいないと思う。平面の上に絵の具が乗せられたり、ふき取られたりするスピードがあまりに速く、絵の具が染み込む時間さえ与えられなかったかのように。そこに残された形は、存在感と非存在感がくるくると入れ替わりながら立ち上がってくる。
版画制作は、1993年、双ギャラリーさんが版元となって、大、中サイズの銅版画を制作し、その折りに、小サイズの銅版画集「ヘ70〜ヘ77」をエディション・ワークスが出版した。版の上でも、その気持ちのよい速度は保たれている。
エディション・ワークス
| 1959 | 東京に生まれる |
| 1984 | 多摩美術大学大学院美術研究科終了 |
| 近年の主な個展 | |
|---|---|
| 1995 | スカイドア・アートプレイス青山(東京) 西武アート・フォーラム(東京) |
| 1996 | ギャラリー小柳(東京)、99年も開催 |
| 1997 | 「吉澤美香の部屋」いわき市立美術館(いわき) |
| 2000 | 「吉澤美香ー余白への眼差しー」セゾンアートプログラム・ギャラリー(東京) |
| 2003 | 双ギャラリー(92年より定期的に個展) |
| 2007 | 「絵画の発見 吉澤美香1990-2007」ギャラリー・アートアンリミテッド(東京) |
| 近年の主なグループ展 | |
| 1995 | 「Condition of Life─1981─1994(Part3)」 ギャラリー・ホワイトアート(東京) 「Art in Japan Today─日本の現代美術1985─1995」東京都現代美術館(東京) 「SOH 10周年展─連鎖─Six Artists “定在と境位”(Part3)」 双ギャラリー(東京) |
| 1996 | 「日本の現代美術50人展」ナビオ美術館(大阪) 「アートシーン90─96/水戸芸術館が目撃した現代美術─見ることは信じること」 水戸芸術館(水戸) |
| 1997 | 「現代美術/1970年代/日本」千葉市美術館(千葉) <Contemporary Art Fair>西武アート・フォーラム(東京) |
| 1999 | 「日仏国境無き芸術」Bunkamuraギャラリー |
| 2000 | <Modernite Japonaise>フランス造幣局 |
| 2001 | 「赤と青、どっちが好き?どっちも好き!」千葉県立美術館 |
| 2003 | <ART TODAY 2003>(菅野由美子、吉澤美香) セゾン現代美術館(軽井沢) |
| 2007 | <Rough and Refined>レオ・カステリギャラリー(NY) |
| 著書 | |
| 2001 | 吉澤美香「圏外遊歩」岩波書店 |
| 制作年 | 1993年 |
|---|---|
| エディション | 19/30-30/30 |
| サイン | あり |
| 技法 | モノクロ ドライポイント |
| シートサイズ (縦×横) |
40x46.5cm |
| 作品の状態 | 良好 |
| 額仕様 | 白木/うかせ |
| 額寸 (縦×横×奥) |
48x54.5x3cm |
| お届け期間 | 約3週間 |
| 特記事項 | |
| 海外店頭価格 | no data (2008/07/02 更新) |
| C000-02892 |