
広大な景色の中に小さな人物が数人いて・・・と言葉にしてしまうと簡単ではあるが、実作品を目にした時には塗り重ねられることで見えてくる色の豊かさや配色の美しさ、人物が小さいことによるかわいらしさについ足を止めてしまう。登山をしているからといって目標への緊張感もなく、プールの中に一人浮き輪を持ってたたずんでいるからと言って孤独に苛まれているようでもない。それよりは自然や色の美しさを追求しているように感じられるところが彼の特徴だろう。作家本人も空間や間、色や形を大切にしていると語っている辺り、とても日本人的な感覚が溢れていて、自然への敬意や人間の無力さを改めて考えさせられる作品である。
1974 東京生まれ
1997 京都造形芸術大学卒業
<個展>
1998 マンガパワー展 ギャラリーマロニエ、京都
1998 マンガパワー+展 同時代ギャラリー、京都
2000 マンガパワー展 複眼ギャラリー、大阪
2003 ワールズエンド展 Pepper's Loft Gallery、東京
<グループ展>
1997 真相回展/三人展 ギャラリーそわか、京都
1997 絵画中/二人展 GALLERY RAKU、京都
2000 MIX UP/グループ展 複眼ギャラリー、大阪
2002 コレクターM&羅針盤プロジェクト/グループ展 アートスペース羅針盤、東京
2004 ライフカタログ展/グループ展 Pepper's Gallery、東京
<賞歴>
2005 東京コンペ#2/入選:審査員賞(森司賞)



